観光客誘致に力 伊勢市長、年頭会見で抱負 三重

【年頭会見する鈴木市長=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県の鈴木健一伊勢市長は8日、年頭記者会見に臨み、観光施策の充実に向けて「インバウンドやバリアフリー観光、スポーツ誘客に力を入れたい」と抱負を語った。

鈴木市長は冒頭、昨年1年間の伊勢神宮内宮、外宮両宮の合計参拝者数が972万9616人(前年比約14%増)で、過去3番目に多かったと報告。御代替わりに伴う二度の行幸啓でメディアへの露出が増え、伊勢に注目が集まったことが推察できるとした。

また正月三が日の初参り参拝者数が前年比約9%増の36万8253人だった点についても「三日とも天候に恵まれ令和最初の正月だったことで好調な結果となった」とした。

一方、両宮での外国人参拝者数は9万6287人(前年比約5%減)で伊勢志摩サミットが開催された平成28年以降、初めて10万人を割ったと報告。

「全国での訪日観光客数は増加しているが、当市ではサミット後の伸びしろが止まっている。情報発信や環境整備に取り組みたい」とし、具体的には外務省との連携やインターネット活用、実態把握調査や英語表記による看板設置などの受け入れ環境の整備を進めるとした。

また今年開催される東京五輪・パラリンピック競技大会については、「昨年はラオス陸上チームをサポートして共生社会ホストタウンにも登録された。来年は三重とこわか国体陸上競技開催もあり準備に力を費やしていきたい」と述べた。