
【津】三重県津市半田の写真愛好家、西山光正さん(81)の作品展「花のある風景写真展」が6日、同市南が丘一丁目の津南が丘郵便局で始まった。昨春に県内外で撮影した桜などさまざまな花の写真24点を展示している。30日まで。
西山さんは20歳で写真を始め、50歳代から季節の風景や移り変わる町を記録してきた。同局では平成15年から毎年1月にテーマを変えて写真展を開いている。
安濃川沿いの堤や津城の隅やぐら脇、御山荘大橋周辺など市内の桜の名所のほか、鈴鹿市の梅園、愛知県半田市のヒガンバナなどを撮影している。
西山さんは昨年後半に腰を手術し撮影に出向けずにいたが徐々に回復しているといい、「花は年によって違い計算して撮れるものではない。あまり知られていない穴場の写真もあるので多くの人に楽しんでほしい」と話していた。
会場で西山さんが自費出版した「写真集・日本の名城を訪ねて」を先着百人に進呈する。