首相の神宮参拝 中東緊迫、外交手腕に期待 IR汚職説明求める声も 三重

【参拝者とふれあう安倍首相=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

年始の恒例行事となっている安倍晋三首相による三重県の伊勢神宮参拝。安倍首相は今年も参拝者に笑顔を振りまいて参道を進んだ。出迎えた参拝者からは、緊迫化する中東情勢を受けて安倍首相の外交手腕に期待する声や、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を巡る汚職事件への説明を求める声が上がった。

外宮の参拝を終えた安倍首相は午後1時ごろ、内宮の宇治橋前に到着。安倍首相を一目見ようと到着を待ちわびていた大勢の参拝者らに笑顔を振りまきながら一人ずつハイタッチをして参道を進んだ。

安倍首相を撮影していた津市の加藤てる子さん(70)は「テレビで見たそのまま。写真もばっちり撮れた」と満足げ。「東京オリンピックを成功させて景気を回復させてほしい」と期待した。

大学のゼミ仲間と参拝に訪れていた東京都武蔵野市の大学2年、森野輝明さん(20)は「IRの問題など不透明な部分を明らかにしてほしいが、野党もそこばかり追及せず、どうしたら国が良くなるか考えてほしい」と語った。

緊迫化する中東情勢を懸念する声も。神奈川県川崎市の田中一春さん(80)は「アメリカとイランが戦争になっても誰も得をしない。うまく仲裁できるよう外交手腕に期待したい」と話していた。