全国高校サッカー 四中工4強ならず 三重

【四日市中央工―矢板中央 前半、シュートを狙う四日市中央工・森=駒沢陸上競技場で】

第98回全国高校サッカー選手権は5日、東京都の駒沢陸上競技場などで準々決勝4試合があり、青森山田、帝京長岡(新潟)、矢板中央(栃木)、静岡学園が勝って準決勝進出を決めた。三重県代表の四日市中央工は矢板中央に0―2で敗れて4強進出を逃した。

四中工は風下に立たされた前半、矢板中央の前線からのプレスにリズムがつかめず、ミスも絡んで12、20分に連続失点。風上に立った後半も引いて守る相手を崩せなかった。

前後半通じて8本のシュートを放つも得点に結びつかず、1回戦から3回戦まで毎試合得点中だったMFの森夢真主将も厳しいマークの前に無得点に終わった。

伊室陽介監督は「サッカーの質の部分で差が出た。ベスト4に行く力がなかった」と完敗を認め、攻撃のキーマンの森がマークに苦しんだことについても「森に(マークが)付いて出来たスペースをうまく使ったり、森が味方を使いながら推進力を上げていく工夫ができなかった」と反省した。

その一方で、今年度のインターハイで初戦敗退するなど結果が出せない中で今大会、森ら3年生を中心に6大会ぶりにベスト8まで勝ち上がったことについは「空中分解しそうな時期もあったが最後に1つになった」と評価。「この経験を来年度以降しっかりとつなげる」と話した。