桑名で加藤さんが彫刻展

【個展を開いた加藤さん=桑名市大仲新田の川スミメガネ本店で】

【桑名】長年にわたり彫刻制作に取り組む白日会会員の加藤幸男さん(71)=四日市市西坂部町=は3日、三重県桑名市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで「加藤幸男 彫刻展―かお・かたち・心の記憶」を始めた。桑名市で個展を開くのは初めてで、加藤さんは「桑名の人にも、ぜひ見ていただきたい」と張り切っている。14日まで。

展示したのは、昭和44年の展覧会で初入選した作品から昨年12月に仕上げたばかりの新作まで23点。ブロンズ、石こう、テラコッタを使って、仕上げている。

加藤さんは「人の表情は十人十色。一点、一点モデルの内面を引き出し、表現してみた。ぜひ会場で感じ取ってもらえれば」と話した。

彫刻との出会いは四日市工業高校在学中、彫塑クラブに入ったのがきっかけだったという加藤さん。その後、サラリーマン生活を経て、54歳で早期退職をし、制作に打ち込み続けてきた。文化勲章受章者である亀山市出身の彫刻家、中村晋也さん(93)と交流があり、かつて中村さんの取材旅行にも同行しているという。