あす春高バレー、2年連続16強の松阪工が出場へ

【連係プレーの練習に取り組む松阪工の選手ら=1日、松阪市殿町の同校で】

第72回全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)が5日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕する。5大会連続で出場する男子・松阪工は第70回大会、71回大会と2大会連続でベスト16に進出。旧チームから主力として活躍してきた3年生を中心に今回こそ8強の壁を破る。

「最後の大会」に懸ける3年生の思いは強い。まずは雄物川(秋田)に挑む5日の1回戦突破に全力を尽くすが、主将でオポジットの米倉友哉(3年)は大きな目標を掲げる。「全国で通用するコンビバレーを目指して練習してきた。目標であるベスト4をきっちりと目指す」。

昨年3月の東海高校選抜で年ぶりの優勝を果たした。力強いスパイクが魅力の村上慎平(3年)、技巧派でレシーブも上手い吉岡遼(3年)の両エースはともに身長177センチで決して大型チームではない。堅実なサーブレシーブから、セッターの伊藤悠人(3年)を起点とした速攻に磨きをかけてきた。

伊藤は2年前の春高以降、正セッターを任されている。鋭い読みでサーブでも存在感を発揮。「相手の裏をかくことを常に考えている」と話す司令塔に対して、橋本雅司監督は「その日その日で調子の良い選手を使えている。こちらからいうことは減った」と全幅の信頼を置く。

高校からバレーを始めて、身長186センチながらジャンプ力が非凡なミドルブロッカー島風渡(3年)の成長で攻撃はさらに多彩になった。「誰かの調子が悪くても他がカバーできる。簡単には崩れないチームになってきた」と仕上がりに自信を示す橋本監督は「3年生は最後の春高。自分たちのバレーを思う存分やって欲しい」と話している。