伊勢神宮で恒例の年越し大かがり火、無病息災の祈り込め

【大かがり火にたいまつで火をともす崇敬者ら=伊勢市の伊勢神宮外宮で】

【伊勢】伊勢市の伊勢神宮内宮と外宮で31日夜から新年1日早朝にかけて、恒例の大かがり火がともされ、大勢の参拝客が暖をとりながら年越しを迎えた。

全国の崇敬者でつくる奉仕者団体「日本青伸会」が昭和21年から毎年、無病息災などの祈りを込めて実施している恒例のかがり火。神宮林の間伐材を使って組み上げ、内宮参道に1カ所、外宮敷地内に大小7カ所でかがり火を置いた。

日が落ちて周囲が暗くなった午後6時ごろ、白装束姿の奉仕者らがたいまつを使って点火。訪れた参拝者らは燃え上がる火を囲みながら、手をかざして暖を取ったり、焼いた餅を食べたりして年越しまでのひとときを過ごしていた。

結婚を機に昨年名古屋市から家族で移り住んだという、度会町棚橋の会社員八谷吉洋さん(33)は、「伊勢には伊勢神宮をはじめ色々な風習がある。昔から続いていることをしっかり守りながら新しい時代に進んでいけたら」と話していた。