〝エイリアン〟入館 鳥羽水族館、新種スナギンチャク

【新種認定後に入館したヤドカリスナギンチャク=鳥羽市の鳥羽水族館で】

【鳥羽】鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽三丁目)は27日、同館で過去に飼育し、その後新種に認定されたヤドカリスナギンチャクの新しい個体が入館したと発表した。28日から館内Kコーナー「へんな生きもの研究所」で常設展示する。

同館によると、今月25日に静岡県・駿河湾沖の海底約300―400メートルで発見された個体を同県内の販売業者から譲り受けた。体長は約8センチで、同館での飼育は2年ぶりという。

ヤドカリスナギンチャクはヤドカリの仲間「イイジマオキヤドカリ」と共生する種。映画「エイリアン」に登場するクリーチャー(ゼノモーフ)のような特徴的な外見をしている。

同館で28年4月まで飼育していた個体を琉球大大学院の研究グループに提供し、解析した結果、従来の種と異なる特徴が確認され、新種認定された。

同館企画広報室の榊原麻友さん(23)は「なかなか見ることのできない不思議な生き物なので、ぜひこの機会に足を運んでほしい」と話している。