桑名工業高 服部さん、高校生社長に ボールペン制作販売会社を企業 三重

【伊藤市長(左)に起業を報告した高校生社長の服部さん=桑名市役所で】

【桑名】三重県立桑名工業高3年で、ボールペン制作販売会社「シーク」を起業した服部弘滉(ひろあき)さん(18)が25日、桑名市役所に伊藤徳宇市長を表敬訪問した。

服部さんは、経営のノウハウを学ぶために桑名商工会議所主催の「桑名創業塾」に参加し、「桑名」の強いつながりを感じた。多くの人に「ものづくり」への興味や関心を持ってほしいこと、自分が「ものづくり」の楽しさを教わった恩を広めたいことなどをきっかけに起業した。

株式会社を設立し社長となるのは、自分の縁や知識向上のためと、地域に根付いた長期的な活動、持続可能な活動にしたいためという。ボールペンを企業、行政、教育機関へ販売して「ものづくり」に興味を持ってもらう機会を創出するほか、高校生への製作委託、企業PR用の動画製作と販売により、地域について理解を深める機会も創出するとしている。

服部さんは同校キャリア探求コースに在学中。学術的教育と職業教育を同時に進める「デュアルシステム」により、さまざまな企業で職業を体験。「ものづくり」の楽しさを知り、放課後の空き教室で材木会社から譲り受けたクルミの端材を削って部品を作り、ボールペンに仕上げ、職業体験の協力企業にお礼品として贈る「MONOづくり工房」の活動を続けてきた。