健康保養地向け連携 志摩市と百五銀が覚書締結 三重

【覚書を締結する(左から)柳谷常務と竹内市長=志摩市役所で】

【志摩】三重県志摩市と百五銀行(津市)は25日、志摩市が抱える地域資源を利用して健康増進を図るためのクアオルト推進に向けた包括連携に関する覚書を締結した。市としては第一号の事例という。

クアオルトはドイツ語で療養地や健康保養地を意味する。同市では10月1日に市や観光協会、民間企業など21団体による推進協議会を立ち上げ、市の自然環境や温泉、食材などの地域資源を生かした健康増進に向けた事業を展開してきた。市内に全長約2キロ前後のウオーキングコースを2カ所整備し、専門ガイドを育成するなど健康保養地としての利用拡大を目指している。

覚書には、健康増進のための同行従業員等約3千人の研修の場としての利用や、普及啓発に向けた協力などを盛り込む。市と同行は平成26年11月に地域活性化連携協力に関する協定を締結している。また推進協議会に同行が参画していることから締結に至った。

市役所で開いた協定式では、竹内千尋市長と柳谷剛常務が協定書を手に握手を交わした。

竹内市長は「取り組みへの協力と他の企業への働きかけに感謝する。健康寿命延伸の取り組みの一環として地域振興につなげたい」とあいさつ。

志摩市出身という柳谷常務は「非常にいいコース。健康増進に向けた第一歩として活性化の一助となれば」と話していた。