アコヤガイへい死問題 志摩市長、愛媛県首長と対談へ 三重

【会見する竹内市長=志摩市役所で】

【志摩】三重県の竹内千尋志摩市長は25日、定例記者会見に臨み、アコヤガイへい死問題に絡み来月28日に愛媛県宇和島市と愛南町を訪問して各市町長と対談し、母貝の安定供給に向けて意見交換を図る考えを示した。

市によると、県内では平成10年ごろまで真珠養殖のための母貝を養殖、販売する業者がいたが、現在は約9割を宇和島市や愛南町の母貝養殖業者からの購入に頼っている。

これまでに真珠養殖組合や各養殖業者と愛媛県内の業者との個々の取引はあったが、自治体間での情報交換や交流の機会がなかったため、まずは首長同士の対談を通じて、連携のあり方と、県内での母貝生産を見据えた情報共有に向けた組織づくりを話し合う。

来月28日午前に岡原文章宇和島市長と、同午後から清水雅文愛南町長と、それぞれ1時間程度対談を予定している。

竹内市長は「日本の真珠養殖の危機。この状況を突破するため、あらゆる手段を構築する出発点として、生産地の自治体同士の連携を強化する必要がある」と述べた。