今年の1字は「感」 「来年はスポーツで」 三重県知事会見

【定例記者会見で「今年の1字」を掲げる鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は25日の定例記者会見で、今年の1字を「感」と発表した。上皇ご夫妻への「感謝」や即位された天皇皇后両陛下への「感動」を表したと説明。豚コレラ(CSF)の発生や続発した災害への対応など1年を振り返り、来年の抱負を「スポーツで三重を元気にしたい」と述べた。

鈴木知事は「感」を選んだ理由について「平成の時代に国民に寄り添っていただいた上皇、上皇后陛下に対する感謝の気持ちや、天皇皇后両陛下の笑顔やりりしいお姿に感動した」と述べた。

また、県内で発生した豚コレラやアコヤガイの大量死に対する「緊張感」や、県内区間が全線開通した新名神高速道路による効果の「実感」、自らの3選に対する「感謝」の意味も込めたと説明した。

また、鈴木知事は1年間で印象的だった出来事として、上皇ご夫妻と天皇皇后両陛下の来県、県内に被害をもたらした台風と豪雨、東海環状自動車道の整備促進や木曽岬干拓地の分譲などを挙げた。

「スポーツの節目でもあった」とし、ラグビーW杯の県勢活躍、吉田沙保里選手の引退に言及。脱炭素宣言や土砂条例の成立、RDF事業の発電終了などを挙げて「環境保全への対応も節目だった」と語った。

自らの3選については「初心を忘れないようにやってきた。災害やCSFもあったが、政策集に書いたことが来年度予算の要求や行動計画にも盛り込まれている。スムーズな滑り出しだと思う」と述べた。

来年は三重とこわか国体・とこわか大会を翌年に控えることから「スポーツで三重を元気にしたい」と強調。「中小企業や小規模企業をきめ細かに支援する。防災減災も万全の態勢で取り組む」と述べた。