松阪沖で米軍と合同訓練 来年2月、海自掃海艦 伊勢湾で初 三重

海上自衛隊が来年2月、三重県松阪市の松阪港沖で米軍との合同訓練を実施することが24日、東海防衛支局などへの取材で分かった。支局によると、伊勢湾で日米合同訓練が実施されるのは初めて。また、県内で日米合同訓練が実施されるのは、米海兵隊の輸送機「オスプレイ」が伊勢市小俣町の陸上自衛隊明野駐屯地に飛来した今月初旬に続いて3回目となる。

支局によると、予定されるのは、掃海艦で海中の機雷を除去する訓練。海自は毎年2月に松阪港沖で同様の訓練を実施しているが、今回は日米協力の手順を確認するため、合同訓練に切り替えたとみられる。

日米地位協定の運用を協議する日米合同委員会は今月13日付で訓練の実施を承認。合意文書は来年2月1日から10日間、伊勢湾(松阪港沖)の約62平方キロメートルを訓練で使用すると定めている。

米軍からの参加者は最大でも10人程度といい、今のところ、訓練の期間中は洋上で宿泊することが予定されている。防衛省側は日米合同訓練の実施について、既に地元の漁協から了承を受けているという。

県内では、米海兵隊のオスプレイが今月2―14日にかけて、日米合同訓練の一環で明野駐屯地に飛来した。同様の訓練が実施された今年2月を含め、県内で日米合同訓練が実施されるのは3回目となる。

東海防衛支局は「伊勢湾で日米の訓練が実施されるのは初めてだが、訓練の内容は例年と変わらないと考えている」と説明。「訓練について、住民から問い合わせがあれば支局で対応したい」としている。

県は今月初旬、東海防衛支局から連絡を受けて日米合同訓練の予定を把握したが、公表はしていない。県戦略企画部は「訓練の詳細な内容などを収集し、今後の対応を検討したい」としている。