<冬の主役>ラグビー・朝明 体力強化で初戦突破を

【朝明高校】

11月の県予選決勝で四日市工を35―8で下し、東大阪市花園ラグビー場で行われる全国高校ラグビー大会への8大会連続出場を決めた。花園では2年連続で初戦敗退しており、まず5大会ぶり2回目の近大和歌山と対戦する1回戦突破に集中。主将の羽田昂生(3年)は「1年間強化してきたフィジカル、ハードワーク(走力)を発揮したい」と抱負を語る。

増量しながら動き回れるチームを目指して来た。新チーム発足直後から専属のフィジカルコーチの指導で身体作りに励んだ。1日3回だった補食の回数は5回に。FW陣の平均体重は目標の93キロを上回る94キロ。バックス陣も平均体重75キロで接点の強さが出てきた。

「60分ハードワークできるチーム」も目標に掲げた。大会前など限定的に行ってきたフィットネストレーニングを通年実施へ。「タックルして起き上がって走る」イメージで走るなど、試合を想定したメニューにも意欲的に取り組み「練習に比べれば試合の方が身体が楽と思えるようになった」(羽田)。

バックスを中心にタレントがそろっていた旧チームも花園では1回戦で八幡工(滋賀)に12―14で敗れて、初戦の壁を破れなかった。八幡工戦にLOで先発出場した羽田は「能力の高い選手がいたのに負けてしまった。自分たちは先輩たちに比べて能力が高くない。FWとバックス、チーム一丸でやらなければいけないと思った」。

今大会、初戦でぶつかる近大和歌山とは7人制の大会で一度対戦し、競り負けている。「足の速い選手が多い」と対戦校のイメージを語る羽田。「自分たちFWが身体を張って前に出て、外側の選手にボールを回してチャンスをつくりたい。最初から飛ばして、後半もハードワークする」と全力プレーを誓う。