いなべ市 地方創成や防災で連携 ダイレクトカーズと包括協定 三重

【協定書を手にする日沖市長(右から3人目)と百田代表(同4人目)=いなべ市役所で】

【いなべ】三重県いなべ市と自動車販売業「ダイレクトカーズ」(百田雅人代表、津市河芸町)は20日、連携協力に関する包括協定を締結した。地方創生に資する課題に取り組み、新たな地域活力の創出、地域経済の発展及び市民サービスの向上を図る目的で、協定締結を機に、互いの人的資源などを活用し、相互に幅広い連携・協力関係を構築しながら、地方創生の推進、災害対策、関係人口創出、人材育成などに取り組む。

同社の災害対策用キャンピングカーは、給水、排水タンクが大きく、温水シャワーやトイレが設置され、明るい色の内装が施されているのが特徴。来月31日の「ジャパンキャンピングカーショー」で発表される予定で、百田代表は「全国のキャンピングカーショーでいなべ市のキャンプ施設、にぎわいの森、温泉など観光資源のほか、災害対策を啓発していきたい。現在、災害対策用のキャンピングカーを開発しており、いずれいなべ市でも公開したい」と述べた。

日沖市長は「企業版ふるさと納税の制度を利用し、企業からの寄付金でダイレクトカーズのキャンピングカーを購入したい。普段は寄付していただいた企業の福利厚生などで利用してもらい、災害などいざという時には被災地へ集約していただく」と説明。さらに「いわば移動できる仮設住宅で、全国的に行われたら防災対策として非常に有効であり、企業にとっても社会貢献活動の一環になる。今回の協定で動きを進められたら」と語った。