朝日町とゼンリン 災害時に地図提供で協定 三重

【協定書を手にする矢野町長(左)と荒木支社長=朝日町役場で】

【三重郡】三重県朝日町と地図情報提供業「ゼンリン」中部支社は23日、災害時相互応援協定を締結した。同協定を結ぶのは、県内の市町では13番目、全国では607番目。

協定締結式が同町役場で開かれ、矢野純男町長と荒木康博支社長が協定書に調印。日本各地で大規模災害が多発化傾向にある中、災害発生時には多種多様な災害業務が発生し、最新の住宅地図の利用が求められるが、同社は協定に基づき貸与品として同町全域が入った広域図5枚と同町の住宅地図5冊、災害時限定での地図複写のライセンスを同町に提供。災害発生と同時に使用出来る環境が整うことで、行政機関の円滑な業務実施が期待される。

矢野町長は「被災者の一助になればとお願いしたところ、快く受けていただき、本日の調印となった。職員の防災意識を向上させ、災害発生時には被害者を限りなくゼロに近付けるとともに、被災者支援の充実に努める」とお礼のあいさつ。荒木支社長は「地図情報提供などの支援活動を通して、災害発生時に即時に住宅地図を利用出来る環境が必要となること、関係者が情報共有するのに広域図が必要となることなど、地域の課題を把握することが出来た。平時から各市町と連携、情報交換し、減災、防災に貢献するとともに、様々な業務のプラットフォームとして地図を利用していただけるようにしていきたい」と述べた。