三重県 小中学生体力、平均下回る 過去最高一転、下落

三重県教委は23日、本年度の全国体力・運動能力調査結果を発表した。県内の小学5年生と中学2年生が対象。合計点の平均は小中学校の男女いずれも全国平均を下回った。調査を開始した平成20年度以降で過去最高となった前年度から一転、下落した。

調査は4―7月に実施。小学校の児童1万5604人と、中学校の生徒1万4088人が参加した。小学校は反復横跳びや50メートル走など8種目、中学校は持久走を含めた9種目で体力を測定した。

体力合計点の県内平均は小学男子が53・51点(前年度54・22点)▽小学女子が55・48点(同55・75点)▽中学男子が41・60点(同42・70点)▽中学女子が50・05点(同51・19点)で、いずれも全国平均を下回った。

種目別では、小中学校の男女合わせて34種目のうち20メートルシャトルランや持久走など22種目が全国平均を下回った。前年度の平均を上回ったのは、小学校男女の長座体前屈と小学校女子の上体起こしの計3種目にとどまった。

県保健体育課は「小中学校男女のいずれも1週間の運動時間が前年度と比べて減ったため、体力合計点の平均が下がった」と説明。運動時間が減った要因を「スマートフォンやテレビの利用時間が増えたことが影響したとみている」と話した。

鈴木英敬知事は「県内の子どもたちが令和3年の三重とこわか国体・三重とこわか大会を通じて関心を高め、将来に渡って運動に親しみ、体力が身に付けられるよう積極的に取り組む」とコメントした。