夜間中学需要、調査始まる 三重県教委、設置必要性判断へ

【回答用のQRコード】

三重県教委は23日、夜間中学の需要を把握するための調査を始めた。十分に中学教育を受けられなかった人らに夜間中学への入学を希望するかを尋ねる。調査結果を踏まえ、設置の必要性を判断する。

夜間中学は中学で十分に教育を受けられなかった人らが学び直せる場として、9都府県に33校が設置されている。文科省は各都道府県に少なくとも一校は設けるよう求めているが、県内にはない。

県教委は平成29年にも調査を実施したが、当時の対象は市町教育委員会の担当者にとどまり、多くが「具体的なニーズはない」と回答。県教委は「引き続き必要性を検討する」としていた。

調査は16歳以上で中学を卒業していない人や、中学で十分に教育を受けられなかった人らを対象とし、来年2月14日まで実施。夜間中学に通いたいかを尋ね、その理由や目的も記入してもらう。

県教委は識字教室や日本語教室、フリースクールにチラシを配布するなどして回答を呼び掛ける予定。県教委小中学校教育課は「現場の声を具体的に聞いて、夜間中学のニーズを把握したい」としている。

県教委が設けた専用のホームページを通じて回答する。QRコードからのアクセスも可能。電話でも回答できる。回答に関する問い合わせは、県教委小中学校教育課=電話059(224)2963=へ。