五輪「金」の野口さん 「みえ松阪マラソン」参加快諾 三重

【みえ松阪マラソン1年前イベントの講習会で走る野口さん=松阪市外五曲町の鈴の森公園で】

【松阪】三重県唯一となるフルマラソン「みえ松阪マラソン」の実行委員会は22日、同市川井町の農業屋コミュニティ文化センターなどで開催1年前イベント「野口みずきのランニングクリニック」を開いた。伊勢市出身でアテネ五輪女子マラソン金メダルの野口さんが実行委員長の竹上真人松阪市長と対談し、大会参加を快諾した。

大会は来年12月20日開き、エントリーは来春。

対談で竹上市長は「音楽をどんどん入れ、太鼓をたたいてロックをやる楽しい大会にしたい」「コースにトンネルがありイルミネーションで飾りたい。ちょうどクリスマス」「松阪牛1頭は用意して振る舞いたい」と話した。

また「ランナーは7千人募集し、ボランティアは3千人要る。流行語大賞になったワンチームにならないと成功しない。ランナーにとって楽しく、市民にとって誇れる大会にしたい」と語った。

野口さんは「音楽は大賛成。応援がすごく励みになる」と述べ、竹上市長の大会への参加要請に「ぜひよろしく」と引き受けた。

東京五輪で日本人最初の聖火ランナーを務める件では、「終わった物語に続きがあるような感じ。アテネの思い出をかみしめながら走りたい。つまずかないように気を付けないと」とコメントした。

アテネ五輪の金メダルを披露し、「アテネの競技場に入るとスタンディングオベーションに酔いしれた。ゴールしたくなかった。片手を上げて応えた」としつつ、「余分な体力を使わなければよかった。後でビデオを見たら追い上げられ結構危なかった」と振り返った。

また、野口さんは隣の鈴の森公園でフルマラソン完走を目指すランナー約百人に走り方やトレーニング法を伝授した。