津 北畠神社、橋架け替え 36年ぶり、氏子ら渡り初め 三重

【完成した太鼓橋を紹介する宮崎宮司=津市美杉町上多気で】

北畠神社(三重県津市美杉町上多気)の入り口にある橋が架け替えられ、22日に渡り初めがあった。今年の改元に合わせて36年ぶりに新調。氏子ら約80人が新たな橋を渡って完成を祝った。

神社によると、新調する以前の橋は昭和58年に架けられた。湾曲した形状から「太鼓橋」と呼ばれて親しまれている。最近では結婚記念の写真を橋の上で撮影しようと、着物姿で訪れる人も多いという。

ただ、長年にわたる風雨や積雪の影響で、橋は老朽化していた。神社は改元に合わせて今春に橋の架け替えを決め、夏に着工。架け替えに当たっては、以前の形状や欄干の朱塗りなどを忠実に再現した。

この日の渡り初めには、宮崎洋史宮司(71)が橋の前で神事を執り行った。この後、3世代にわたって氏子を務めている地元の夫婦らに続き、出席者らが新しい橋をわたり、記念撮影などをしていた。

宮崎宮司は「太鼓橋は北畠神社にとって大事な顔。令和の時代と共に長く大切にされることを願う」、氏子総代会長の小林希久さん(74)は「これからも多くの人に参拝してもらいたい」と話していた。