1960年代の熱気を未来に 三重県総合博物館で企画展 激変の暮らし振り返る

【「1960年代の熱気を未来につなぐ」展会場 左は希少な「スバル450」=津市一身田上津部田の県総合博物館で】

【津】三重県津市一身田上津部田の県総合博物館は21日から、第26回企画展「1960年代の熱気を未来につなぐ~出来事でふりかえる60年の歩み」を開く。高度経済成長によって急激に変化した1960年代の現物資料182点と、125点の写真パネルを展示し、当時の暮らしを振り返る。来年2月24日まで。

東京五輪を目前に、前回開催の昭和39年当時への関心が高まる中で、時代の変遷を振り返ってもらおうと開催。「てんとう虫」の愛称で親しまれた大衆車「スバル360」や、希少な「スバル450」などの実物を展示。電化の前と後での暮らしの変化を洗濯機やテレビなど実物を交えて紹介する。

県内で鉄道網が形成される経緯を映像で紹介するほか、昭和39年の東京五輪聖火リレー隊が新旧県庁舎の前を走る写真や四日市公害の資料、松阪市出身の農業経済学者東畑精一に宛てた吉田茂元首相の直筆書簡など、展示は多岐に渡る。

大野照文館長は20日の開会式で「急激な変化の中で未来を見つめ生き抜いた人の生活を見て、熱気を吸収していただきたい」と話した。

期間中の月曜と、12月29―来年1月3日、14日は休館。企画展の入場料は一般500円、学生300円、高校生以下無料。問い合わせは同館=電話059(228)2283=へ。