三重県議会 土砂条例を可決 期末手当引き上げも

【土砂条例を全会一致で可決した11月定例月会議の本会議=三重県議会議事堂で】

三重県議会11月定例月会議は20日、県内への建設残土搬入を規制する「県土砂の埋立ての規制に関する条例」(土砂条例)など、49議案を可決した。土砂条例は全会一致で可決。来年4月に施行される。

土砂条例は、3千平方メートル以上の敷地に高さ1メートルを超えて土砂を積み上げる事業者に、許可の取得や説明会の開催を義務付けた。無許可の埋め立てなどには2年以下の懲役または100万円以下の罰金を科すと定めた。

また、公文書の適正な保存や利用を図る公文書管理条例は全会一致で可決。CSF(豚コレラ)の対策費や、台風や豪雨の災害復旧費などを盛り込んだ12月補正予算案も全会一致で可決した。

一方、知事ら特別職の期末手当を引き上げる条例改正案は48対2の賛成多数で可決。稲森稔尚議員(草の根運動いが、二期、伊賀市選出)と、山本里香議員(共産党、2期、四日市市)が反対した。

県議の期末手当を引き上げる条例改正案も稲森議員と山本里香議員が反対し、48対2の賛成多数で可決。山本議員は反対討論で「財政難の中で、お手盛りの値上げは許されない」などと訴えた。

鈴木英敬知事は11月定例月会議の閉会にあたってのあいさつで「全ての議案を可決していただいたことに感謝を申し上げる。議会からの貴重な提言や意見を尊重し、県政の推進に努力する」と述べた。