災害時の取り組み意見交換 志摩市長と三重県知事 バイパス整備も

【地域産品を使った防災グッズを鈴木知事に紹介する竹内市長=志摩市の阿児アリーナで】

【志摩】三重県の竹内千尋志摩市長と鈴木英敬知事の一対一対談が19日、志摩市阿児町神明の阿児アリーナであった。市民ら約180人が見守る中、災害時の取り組みや国道167号磯部バイパス整備など市の課題について意見交換した。

鈴木知事は冒頭、英虞湾で発生したアコヤガイ大量死問題について、先日発表した対策マニュアルを紹介し、「志摩をはじめ県の真珠をしっかり守り、発展させるよう努力したい」とあいさつ。竹内市長は「具体的な手立てを進めてもらっているが、はっきりした原因究明も残っている。市の基幹産業であり大事な産業。引き続き専門の職員増員など具体的な対策を進めてもらえるとありがたい」と述べた。

また竹内市長は災害時の取り組みとして、地元食材の志摩産ヒジキを使用した非常食の試作品を紹介し、「普段使いしながら備蓄もできる。しかも志摩の産物も使っていて地域振興にもつながる」と強調。国道167号の磯辺バイパス整備については「市の生命線で命の道。一刻も早い完成に向けて後押しをお願いしたい」と訴えた。

非常食を試食した鈴木知事は「ガイドラインに基づき商品開発や人材育成に力を入れたい」と述べた。バイパス整備については「早期供用できるよう取り組んでいくので、引き続き地元住民の方にも協力をお願いしたい」と述べた。