商工中金四日市支店 中村製作所G2社に融資 無水鍋に3000万円 三重

【四日市】商工中金四日市支店は17日、精密機械金属加工業「中村製作所」(三重県四日市市広永町、山添卓也社長)グループの2社に3千万円を融資したと発表した。資金は無水調理鍋の開発・製造・販売拡大に当てる。

同社が開発した無水調理ができる鍋「best pot」は、四日市の伝統工芸品・萬古焼の土鍋のふたに鉄鋳物を採用。特殊な羽釜形状に加え、同社が鍋とふたの接合部分双方に切削加工し、隙間のない構造に仕上げた。高い気密性を保てるため蓄熱性に優れ、素材のうま味や栄養素を逃さない無水調理が可能となっている。同社は「MOLATURA」を設立し、商品の認知度拡大・販売強化に取り組んでいる。

同社は航空宇宙防衛関連部品の難削材加工を手掛けるなど、1000分の1ミリ単位での高い切削技術が評価され、地域未来牽引企業やはばたく中小企業・小規模事業者300社に選定されている。