伊勢 ボートレーサーの坂口選手 母校の城田中に寄付金 「今の原点」と恩返し 三重

【母校への寄付金を平本校長に手渡す坂口選手(左)=伊勢市粟野町の城田中学校で】

【伊勢】三重県伊勢市出身のボートレーサー坂口周(めぐる)選手(42)が18日、母校の市立城田中学校を訪れ、生徒たちのために役立ててと寄付金30万円を贈った。

坂口選手は、同中学、県立宇治山田商業高校を卒業し企業に就職したが、転身し20歳でプロデビューした。日本モーターボート選手会三重支部に所属し、ボートレース津(津市)を拠点に活動する。

中学時代に坂口選手は陸上部に所属し、棒高跳びに打ち込んだ。「そこで鍛えられたことが今の原点」という。来年8月、同市で33年ぶりに全日本中学校陸上競技選手権が開催されると知り、後輩たちのスポーツ振興などに役立ててほしいと賞金の一部を寄付した。

坂口選手は平本秀次校長に寄付を手渡し「中学で陸上をしていなかったらボートレーサーになっていなかったかもしれない。やっと恩返しできる」と語った。「地元開催の全中大会で後輩たちが活躍し、地域を盛り上げてほしい。子どもたちが勉強と運動に励み、将来、社会貢献できるボートレーサーが誕生したらうれしい」と話した。