エネルギーミックステーマに意見交わす 三重大でディスカッション

【エネルギーミックスをテーマに意見交換するパネリストら=津市栗真町屋町で】

特定の電源に依存せずに電力を供給する「エネルギーミックス」をテーマにしたパネルディスカッションが17日、三重県津市栗真町屋町の三重大であり、中部電力の執行役員ら4人が意見を交わした。

同大の渡邊明名誉教授が開く講義の一環。同社の鍋田和宏執行役員や伊勢新聞社の小林千三社長、愛知県碧南市の鋳物製造会社「古久根」の古久根靖社長、同大の鶴岡信治副学長がパネリストを務めた。

鍋田執行役員は、2050年に温室効果ガスを8割減とする政府の目標を示して「いかに再生可能エネルギーを導入するかが問われる」と指摘。「原子力の安全性を向上させ、リスクを低減していく」と述べた。

古久根社長は「良質で安価な電力の安定供給が製造業の命綱」とした上で「日本の原発は30年で自然消滅するとされる。何が正しいかは分からないが、正しい判断が下されることを願う」と語った。

小林社長は「果たして地球は温暖化しているのか疑問。米国はパリ協定に参加していない」と指摘。鶴岡副学長は「電力の課題を自分たちのこととして捉えてほしい」と学生らに呼び掛けた。