<冬の主役>駅伝女子・四日市商 粘り発揮し完全燃焼を

【駅伝女子、四日市商】

登録メンバー8人中6人が1、2年生という若いチームで11月の県高校駅伝で5年ぶり7度目の優勝を果たした。その一方ゴールタイム(1時間15分22秒)には不満が残り、京都市で22日に開かれる全国高校駅伝で完全燃焼を目指す。稲葉夢香主将(3年)は現実的な目標として「1時間13分50秒」を掲げる。

持ち味は粘り。県高校駅伝は1区から3区まで2位をキープし4区からの逆転につなげた。8位入賞した11月の東海高校駅伝も1区で6位につけると後続も上位で粘った。水野智正監督は「(東海高校駅伝の)目標は流れに乗ること。単独走にならず集団で走れたことは良かった」と話し、一定の評価を下す。

鈴鹿・創徳中3年時の今年1月、都道府県駅伝県チームの一員として都大路を走った早川花(1年)もいるが全国大会出場は初めてという選手の方が多い。県高校駅伝、東海高校駅伝で1区を務め、レースの流れを作った丹羽瑞希(2年)も中3から本格的に長距離走を始めた選手だ。

3000メートルの自己ベストは10分8秒64にとどまっているが「きつくなってからの粘り」には自信がある。東海高校駅伝では3000メートルで今季9分50秒台の自己ベストを持つ1学年上の桑名高・垣内瑞希をぴったりマーク。県高校駅伝に続いて先着を許したものの、県高校駅伝で14秒だった差を8秒に縮めて成長のあとを見せた。

今年春、実績のある1年生がそろって入学したことで全体の底上げにつながった。「刺激になった。練習の質もあがった」と振り返る近藤萌子(2年)も東海高校駅伝は4区区間3位で、一時10位に落ち込んだ通過順位を6位に押し上げる力走を見せた。集大成のレースで、自分たちが掲げた目標タイムを今度こそクリアする。稲葉主将は「1年から3年までの駅伝部員15人が1つになって目標を達成したい」と話す。