
【鈴鹿】三重県鈴鹿市郡山町の鈴鹿大学で15日、「鈴鹿大学キッズスポーツ教室2019」(伊勢新聞社など後援)があり、幼児から小学生の子ども約140人が、体を動かしながらスポーツに親しんだ。
地域のスポーツ振興に取り組む同大学スポーツアカデミーが主催し、今年で4回目。スポーツマネージメントを学ぶ同大学国際人間科学部国際学科3年生の14人が、ゼミ活動の一環として運営にあたった。
学生らは「社長」「事業部長」「広報部」など役割を決め、10月から企画や広報、営業活動などに取り組んできたという。
この日は卓球やサッカー、野球など6種目、計13教室を実施。NPO法人三重県生涯スポーツ協会のスタッフが講師として協力し、学生たちと一緒に子どもたちに基本的な技術を指導した。
卓球教室で指導にあたった韓国出身の留学生、車乗俊さん(23)は韓国の全国大会で4位の実績を持つ。子どもたちにラケットの握り方などを説明し「ちゃんと握るとうまく打てる」と話した。
子どもたちは熱心に話を聞き、練習していた。
社長として全体をまとめた学生代表の小坂健人さん(21)は「企画を考えるのが難しかった。今日は子どもたちへの教え方などが勉強になった。経験を今後に生かしたい」と話していた。