持ち出し禁止の情報持ち帰る 明野駐屯地航空学校、男性三等陸佐を停職処分

【伊勢】持ち出しを禁止されている情報を自宅などに持ち帰ったとして、陸上自衛隊は13日付で、明野駐屯地航空学校(伊勢市小俣町明野)に所属する男性三等陸佐(54)を停職5日間の懲戒処分とした。

同中部方面総監部広報班によると、男性陸佐はヘリ操縦士として同校に所属していた平成21年3月、基地外に持ち出しが禁止されていた業務に関するデータをDVDに保存して伊勢市内の自宅で使用。また山口県防府市の防府駐屯地第13飛行隊に所属していた24年1月にも、同じデータを官舎の私有パソコンで使用したという。

同年2月に男性陸佐が上司に報告して発覚。調査した結果、パソコンはインターネットにつないだ形跡はなく、外部への流出は確認されなかったという。調べに対し、男性陸佐は「自宅で仕事の参考にしたかった」と話しているという。

服部正同航空学校長は「このような幹部自衛官による規律違反が発生したことは極めて遺憾。今後情報保全、情報保証に関する教育指導を徹底し、同種事案の絶無に万全を期したい」とコメントした。