東北の名門でプロ野球目指す 四日市商・後藤が東北福祉大へ 三重

【後藤凌寿(四日市商)】

四日市商高の145キロ右腕、後藤凌寿(3年)が仙台6大学リーグの東北福祉大=仙台市=に進学する。高3夏まで投手と遊撃手の二刀流で来たが今後は投手一本。プロ入りの夢に近づくため、全日本大学選手権の優勝3回、佐々木主浩(元横浜)金本知憲(元阪神)らプロ選手も多く輩出する東北の名門で実力を磨く。

2回戦で津工に惜敗した今年夏の県大会以降、下半身を中心とした筋力トレーニングや食事トレーニングに力を注いだ。夏時点で73キロの体重は「76、7キロくらい」に。184センチのスリムなシルエットは変わらないが「下半身は大きくなったと言われる」と笑顔を見せる。

軟式野球部に所属していた四日市市立大池中時代、野球を続けるのは高校までと考えて、進学先に自宅から自転車で約15分の四日市商を選んだ。入学当時の球速は「110キロ後半」。全体練習以外にも地道に体作りに励み、3年春に145キロに到達した。坂倉智之監督の勧めで挑戦した横のスライダーの習得で、ストレートとスライダーで三振を狙える投手に成長した。

春からは甲子園出場選手やドラフト候補生らが新しいチームメート。3年前は想像していなかった現在地に「何でそんなところに行けるのか。自分でも不思議」と素直な心境も口にする。それでも「将来の夢はプロ」。「(大学での目標は)最速155キロを目指して150キロは出せる投手になること。制球力も磨く」とさらなる成長を誓う。