津の三重県立美術館 学びの集大成一堂に 飯野高応用デザイン科が卒業制作展

【飯野高校応用デザイン科の作品が並ぶ会場=津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで】

【津】三重県鈴鹿市三日市町の県立飯野高校応用デザイン科の卒業制作展が11日、津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで始まった。美術▽ビジュアルデザイン▽服飾デザイン―の3コースの3年生73人の学びの集大成計185点を展示している。15日まで。入場無料。

同科は県内唯一の美術、デザインの専門学科で卒業制作ではコースごとに課題に添った作品と自由な発想で制作した作品を出品。見た人に行動を促すポスター「感動広告」、日本画の自画像、動物や植物のイメージでデザインから縫製まで手がけた洋服などがある。

「循環」と題した彫刻作品は座る人の半身を思わせる造形を木の枝と貝殻と粘土で表現した。「むじゃき」と題した油彩画は、ランドセルや計算ドリルなど小学校で使う道具を丁寧に描いている。

同科主任の平田茂教諭(41)は「正答が不透明な中より良い答えを見つけようと自問自答するところに学びがある。半年以上かけて作ったこの子たちなりの集大成を見てほしい」と来場を呼び掛けていた。