繰越金、スポーツ振興に 鈴鹿市体競理事会が方向性 三重

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の同市体育協会(熊沢逸雄会長)は10日夜、同市鈴鹿ハイツ一丁目の鈴鹿地域職業訓練センターで理事会を開き、市議会で問題になっている同協会の約3千万円の繰越金の使途について方向性を確認した。

会合は非公開であり、理事27人のうち20人が出席。

熊沢会長によると、繰越金については協会運営費などの支払いのために必要な分を残し、残りをスポーツ振興に充てるとの考えを説明したという。来年1月末までに意見を出し、それをもとに新たな事業を展開していく予定。新規事業は来年度の同協会予算案に盛り込む。

理事会後の取材で熊沢会長は「補助の上乗せや既設の事業拡大ではなく、市民に還元するかたちで新規事業を計画したい」と話していた。

市議会では、同協会が市の指定管理者だった時代の繰越金が3千万円に上ることを問題視しており、市は繰越金の使途については本年度中に事業計画を立てるよう要請している。