若者活躍へ木材活用提案など 県近未来創生研鑽会の発表会 三重

【地域課題を解決するための事業を提案する参加者ら=三重大で】

東京海上日動火災保険は11日、三重県津市栗真町屋町の三重大で、異業種交流を通じて地域課題の解決を目指す「県近未来創生研鑽会」の発表会を開いた。県内の大学や企業の中堅社員ら39人が県内の課題を掘り起こし、解決に向けた事業を提案した。

同社が地方創生の一環として全国で開催し、県内では初めて。参加者は5グループに分かれ、7―12月までの6カ月間、若者の定住促進や県の魅力発信などをテーマに事業を検討してきた。

若者の県内活躍をテーマに取り組んだグループは、県の南北格差に注目。県南部の大台町でフィールドワークに臨んだ上で、地元の木材の活用を模索した。木材チップによる薫製の名物化や、木製カヌーの川下りなど観光商品の創出を提案した。

県や県商工会議所連合会の関係者らが参加。渡邉信一郎副知事は「仕事をしながら取り組むのは大変だったと思う。県庁でも若手職員が同じようなことをしている」と紹介し、「地方創生は大事な課題。引き続き取り組んでほしい」と講評した。