リサイクル金属 三重県が再利用、金メダル作成へ 全国障害者スポーツ大会で初

鈴木英敬三重県知事は9日のぶら下がり会見で、使用済み携帯電話などの電子機器から集めた金属を2年後の三重とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)の金メダルに再利用すると発表した。リサイクル金属を使ったメダルの作成は全国障害者スポーツ大会で初めて。電子機器の回収を15日に開始する。来年11月まで。

電子機器の電子基盤に使われている微量の金属を取り出し、メダルのメッキ加工で再利用する。リサイクル金属でメダルを作成する東京五輪・パラリンピックの流れをくんだ試み。三重とこわか大会の機運醸成やリサイクル意識の向上を図る。

対象の電子機器は携帯電話とスマートフォン、パソコンで、目標は5千台。大会で必要になる金メダル約1600個分に相当する。回収や処理には、名古屋市のリサイクル事業者「リネットジャパン」が協力。回収した電子機器の分解作業は県内の福祉事業所が担う。

県は15日に津市北河路町の「メッセウイング・みえ」で開くイベント「みえ環境フェア2019」で回収を開始。その後は県庁や県内各市町の窓口などに携帯電話などの回収ボックスを設置する。パソコンを含む場合は宅配便回収を無料で利用できる。

鈴木知事は「いろんな参加の形を作ることで、三重とこわか国体や三重とこわか大会に一人でも多くの県民に関与してもらいたい」と述べた。