飲酒運転「社会全体で根絶を」 交通安全県民大会で宣言採択

【交通安全宣言を採択した県民大会=津市藤方で】

三重県は7日、本年度の交通安全県民大会を津市藤方のボートレース津で開いた。「社会全体で飲酒運転の根絶に向けて取り組む」と定めた交通安全宣言を採択した。

年末の交通安全県民運動(1―10日)に合わせて毎年実施し、38回目となる。事故防止の呼び掛けなどに携わる県民や交通安全関連の団体など、約300人が参加した。

宣言は「県内では、交通死亡事故や飲酒運転が関わる事故が、いまだ後を絶たない」とした上で「家庭や職場、地域が一体となって交通安全県民運動に参加する」と定めた。

また、事故防止の啓発などに尽力した6人と四日市市の羽津地区まちづくり推進協議会を交通安全功労者として、県小売酒販組合連合会を飲酒運転根絶の功労者として表彰した。

鈴木英敬知事はあいさつで、保育園児ら16人が死傷した大津市の事故に触れて「今後も子どもを守る対策を続けていく」と述べ、出席者に交通安全運動への積極的な参加を求めた。

岡素彦県警本部長は、ドライバーが横断歩道で歩行者を見かけて停止する割合は県内が最下位だと紹介。「皆さんと一緒に歩行者優先の車文化を県内に定着させたい」と述べた。