職場の健康環境を意見交換 全国健保協会三重支部 12企業の事業主や担当者ら

【健康経営の取り組みについて意見交換する参加者=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

全国健康保険協会三重支部は4日、津市一身田上津部田の県総合文化センターで「健康経営×働き方改革 実践企業による意見交換会」を開催した。健康経営に取り組む県内12企業の事業主や担当者計15人が参加し、専門家の講演や他社とのワークショップを通じて職場の健康環境について考えた。

健康で充実した職場づくりに生かしてもらおうと県の後援を受け開いた。帝京大学大学院公衆衛生学研究科の福田吉治教授が「中小企業における健康経営・働き方改革を取り巻く状況について」と題して講演。中小企業は有病率や労災事故率が多いなどの問題点があるが、細かいケアや迅速な意志決定ができる強みがあるとして、「健康経営優良法人認定などできることから進めるのが重要」と述べた。

同支部の職員らを交えたワークショップでは4―5人ずつ4班に分かれ自社の事例を話し合った。成功事例として「ITツールを使った情報共有で残業削減」「喫煙スペースを撤去し血圧計を設置」などが挙がった。一方、課題には「取り組みを進めたいが社員に温度差がある」「健診再検査の会社全額負担は難しい」などが出た。