三重県内景況感 2カ月連続で悪化 東海4県では最下位

帝国データバンク津支店が5日までに発表した11月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比0・2ポイント減の41・7だった。2カ月連続で悪化し、9カ月連続で50を下回った。

全国順位は前月から一つ下がって34位。前年同月(8位)を大幅に下回り、東海4県では最下位となった。

規模別では大企業が前月と比べて5・1ポイント減の47・1と大きく落ち込み、4カ月ぶりに40台となった。中小企業は0・4ポイント増の40・6で改善。

業界別では、9業種のうち建設と不動産以外の7業種で50を割り込んだ。小売や運輸・倉庫など4業種が前月より悪化し、小売は28・6と2カ月連続で20台。主要産業の製造は前月比1・3ポイント減の38・3で、2カ月連続で40を割り込んだ。

同支店は「製造業が大幅に失速し、大企業の景況感に陰りが見え始めた」と説明。「地域経済をけん引してきた大企業や製造業が落ち込み、先行きの景況感は停滞が続く」との見通しを示した。