11月の三重県内倒産13件 帝国DB 2カ月連続で2桁

帝国データバンクは5日、11月の三重県内企業倒産集計(負債額1千万円以上)を発表した。前年同月より1件多い13件で、倒産件数は2カ月連続で2桁となった。負債総額は前年同月より9100万円増の6億6500万円となった。

業種別では、小売業で4件、建設業で3件、製造業と運輸・通信業、サービス業、不動産業で各1件あったほか、その他の業種でも2件発生した。12件は販売不振による不況が原因、1件は売掛金の回収難で倒産した。地域別では、北勢5件、中南勢6件、伊賀・名張1件、東紀州1件だった。

13件全て従業員が10人未満で個人経営が6割以上を占めた。業歴は5年未満の企業から30年以上の企業まで幅広く発生。11件は破産申請し、2件は特別精算した。

津支店の担当者は「小口ながら倒産件数は増加傾向にあり、要因はいずれも不況型倒産。景気の減速や停滞を裏付ける格好となった」と説明。「不透明な景気概況の中、個人経営を含めた小口倒産を中心に倒産件数が増加する可能性は否めない」との見通しを示した。