伊勢志摩の「いいね!」紹介 皇大生ら観光特集制作 三重

【広報紙の特集記事を協力して制作した皇學館大生と各市町の広報担当ら=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市の皇學館大の学生と伊勢志摩地域の八市町の広報職員が連携し、広報紙の合同特集記事「伊勢志摩のコレいいね!」を制作した。大学生が各市町のお勧めスポットやグルメを取材した記事を、各広報担当者が編集し、八市町それぞれの広報紙12月号に掲載した。

年末年始に帰省する人や地元住民に、近隣市町へも足を運んでもらおうと企画。伊勢、鳥羽、志摩と玉城、度会、大紀、南伊勢、明和の三市五町が連携し、同大の地域課題解決に取り組む課外活動「CLL活動」に参加する学生十人と協力した。

学生と職員が6月から編集会議を重ね、あまり知られていないスポットなどをピックアップ。学生らが9月に取材を開始し、鳥羽市の離島や度会町のこだわりのパン屋、南伊勢町のスカイダイビングクラブなど、現地で体験取材した記事と写真で紹介し、表紙を含め五ページを制作した。

プロジェクトの学生リーダーで現代日本社会学部三年の湊裕大さん(20)は「すでに広報紙を見た人から反響がありうれしい。大勢に見てもらい、紹介したスポットに行って楽しんでほしい」と話している。

八市町で計10万部余りを発行し、各戸と公共施設で順次配布する。複数の自治体と学生が連携し、広報紙特集記事を制作する試みは珍しいという。