県真珠品評会 県知事賞に濵口さん、2年連続3回目 三重

【小林社長(右)から真珠新聞賞の表彰状を受け取る山﨑さん=志摩市阿児町鵜方の市商工会館で】

【志摩】三重県産真珠の今年の出来栄えを競う「第13回県真珠品評会」が三日、志摩市阿児町鵜方の市商工会館であり、直径約六ミリの真珠を出品した船越真珠養殖漁協所属の濵口健さん(52)=大王町船越=が二年連続三回目の県知事賞を受賞した。

真珠の品質向上や魅力発信を目的に、県真珠養殖連絡協議会(山際定会長)が毎年開いている。今回は志摩市や南伊勢町の養殖業者が56点を出品。審査会で光沢や色目、巻き、形など七項目を審査し、優秀な真珠七点を選んだ。

この日は表彰式があり、山際会長が「夏場にアコヤガイが大量へい死し、真珠養殖業者が危機感を持つ中、レベルの高い真珠が出そろった」とあいさつ。山際会長や竹内千尋市長らが受賞者に表彰状と記念品を贈呈した。

今回から県真珠振興協議会長賞と真珠新聞賞が新設され、同新聞を発行する伊勢新聞社の小林千三社長が受賞者の山﨑勇佑さん(船越真珠養殖漁協)に表彰状などを手渡した。出品された真珠は一般公開された。

濵口さんは「受賞した真珠に関しては良かったが、手持ちの貝はよく死んでいる状況なので、県知事賞は素直にうれしいし苦労したかいがあった」と喜び、「来年の母貝は確保しているが例年の5万個に比べて3万個と少ない。再来年はどうなるか分からず見通しは暗いがいい真珠をつくるために頑張るので、へい死の原因をしっかりと究明してもらいたい」と語った。

他の受賞者は次の皆さん。かっこ内は所属漁協名。

志摩市長賞=濵口隆也(船越)▽県真珠養殖連絡協議会長賞=喜田幸一(同)▽県真珠振興協議会長賞=若狭大月真珠(立神)▽優秀賞=中北國和(神明)久玉真珠(片田)