えごま油で商機つかむ JA奥伊勢えごま倶楽部 メディア紹介、ブームに 三重

【すごいやんかトークでえごま油を賞味する鈴木知事(中央)=大台町上楠のJA多気郡奥伊勢営農センター川添で】

【多気郡】鈴木英敬三重県知事は2日、大台町上楠のJA多気郡奥伊勢営農センター川添で、同JA奥伊勢えごま倶楽部と「もっと知りたい!みえの現場すごいやんかトーク」を開いた。獣害対策で栽培を始めたエゴマを搾った「えごま油」がテレビや新聞に取り上げられ、大ヒットした取り組みを巡り意見交換した。

知事が地域活性化に頑張る団体と対話する同トークは平成23年度から始まり、今年度7回目。通算173回目となる。

同倶楽部は同JA女性部奥伊勢支部の有志が同27年、獣害対策として鹿が食べないエゴマを耕作放棄地で育て始めた。「生搾りえごま油」など加工品を販売している。

鈴木惠子会長は「獣害に強く健康にいいエゴマに注目して会員60人で育てている。昨年は台風に3回襲われたが、エゴマがNHKの『ためしてガッテン』や新聞に取り上げられてブームになった。376キロ、1200本できて、2カ月で完売した。今年も500本の予約がある」と語り、「若い人を会員に取り込んでいきたい」と話した。

また、エゴマ栽培を最初に提唱した中村朱美副会長は「たまたまテレビでエゴマは体にいいと言っていて、エゴマを育てる準備をしていた。たまたま女性部でそのことを発言し、意見を拾ってもらえた」と紹介した。

鈴木知事は「思ってて言わへんのでなく、しっかり自分の意見を言っていく。大事」「品質がいいから売れる、売れるから楽しいし、誇りを持つ」「ヒントをたくさんいただいた」と激励した。