伊賀市 4流域で雨量想定引き上げ 「洪水ハザードマップ」改訂 三重

【記者会見に臨む岡本市長=伊賀市役所で】

【伊賀】三重県の岡本栄伊賀市長は2日の定例記者会見で、想定しうる最大規模の大雨に備えるため、市内全域を対象にした「洪水ハザードマップ」の改訂版を作成したと発表した。15日に市内の全約4万世帯に一斉配布し、災害時の避難に役立ててもらう。

改訂は平成25年に作成して以来初めて。国と県が29年に公表した想定最大規模の降雨による「洪水浸水想定区域図」を元に作成。木津川や服部川など4流域で、9時間の総雨量の想定を引き上げた。

ハザードマップはA1判の両面カラー刷り。市全域の地図に浸水深の想定を色分けして示し、避難所を掲載。災害時に持ち出す日用品のチェックリストや、避難時の注意点なども記している。

岡本市長は「ハザードマップを活用し、浸水被害が想定される場合は早めに避難してほしい」と呼び掛けた。一方、浸水区域にある避難所については、地震発生時の避難所であると説明した上で「市民が地震と水害の避難所を混同しないように周知する」と述べた。