南伊勢町 町の歴史、写真で振り返る 町内2カ所で企画展 三重

【南伊勢町の歴史を写真で振り返る企画展の会場=同町東宮の東宮資料保存館で】

【度会郡】三重県南伊勢町の歴史を写真で振り返る企画展(町教委主催)が、同町東宮の東宮資料保存館(日、月、水曜日休館)と同町五ケ所浦の愛洲の館(火曜日休館)で開かれている。観覧無料、来年1月7日まで。

同町は平成17年に南勢町と南島町が合併して誕生。今回は明治―平成時代の町の歴史を知ってもらおうと、旧南島の写真を東宮資料保存館、旧南勢の写真を愛洲の館に展示した。

同保存館には同館が所蔵する写真に加え、東宮区や住民らが持ち寄った計約140点を災害や祭り、景色などのジャンルに分けて並べた。

災害コーナーでは昭和19年の東南海地震による津波でがれきが流れ込む町の様子や、同34年の伊勢湾台風で屋根のほとんどが飛ばされた中学校など、災害の生々しい傷跡を紹介。

各地区で行われる伝統的な祭りや地域別の風景、生活の様子を伝える写真のほか、昭和13年―14年頃に鵜倉村在郷軍人会が発行した絵はがきなども並び、訪れた人らが興味深そうに見入っていた。

町教委の社会教育指導員、森本明宏さん(62)は「地域の生活の様子や災害のことを年配の人は振り返ってもらい、若い人には知ってもらいたい」と話していた。