名産食品、5社で販路開拓 「尾鷲Gooの会」設立 三重

【尾鷲Gooの会のメンバー=尾鷲市中井町で】

【尾鷲】漁業が盛んな三重県尾鷲市の特産品を県内外に売り出そうと、市内の食品加工業者5社が「尾鷲Goo(グー)の会」を設立した。29日夜、同会が市内で記者会見して発表した。会長を務める小川康成さん(57)は「5社が連携することで今までにない新たな形の販路開拓などさまざまな取り組みを進めたい」と話した。

5社は大瀬勇商店、尾鷲物産、梶賀コーポレーション、尾鷲金盛丸、三和水産。自社製品や市内の特産品を全国に売り出すことを目的に先月1日に設立した。販路開拓や5社が協働しての商品開発などを目指す。設立は、商品開発や販路開拓に取り組む「食の産業開発促進事業」がきっかけ。同事業は市から委託を受けた尾鷲商工会議所が行っている。

メンバーの一人で梶賀コーポレーション社長の中川美佳子さん(40)は「1社よりも5社が連携して商品のセットを作ったり、イベント出店に協力し合ったりすることで、魅力ある商品を提供できる」と述べる。

会の名前の由来は5本指を握った「グー」と、おいしい物を食べた時に出る「Good」という意味をかけ、五社でしっかりと手を握りおいしい食べ物を作ろうという気持ちを込めた。

同会の商品は現在、マグロの角煮やカツオの生節、魚の薫製「あぶり」など14品のギフトセットなど6種類。ふるさと納税の返礼品となっている。

今後は、サービスエリアや百貨店などへの販路開拓などにも取り組みたいという。