地域防災力強化へ訓練 亀山市、住民ら500人参加 三重

【参加者らの前で防災訓練の趣旨について話す櫻井市長(右端)=亀山市川合町の市東野公園で】

【亀山】三重県亀山市は30日、同市川合町の市東野公園で「総合防災訓練」を実施した。同公園の体育館が指定避難所となっている、井尻町や栄町北など15自治会の住民ら約500人が、それぞれの一時避難所から同公園を目指して歩いた。

訓練は、近年発生が危惧(ぐ)されている「東海・東南海・南海地震」と、台風などの豪雨災害に対し、市民一人一人が日ごろから速やかに避難行動ができるよう、地域の防災力を高めるのが目的。

櫻井義之市長は「今年は伊勢湾台風から60年の節目で、近年の気候変動の影響により自然災害が多発している」と述べ、「訓練を通じ、地震や台風、豪雨や土砂崩れなどの大規模災害への防災意識を高め、『自助』『共助』のあり方など考えていただく機会にしてください」とあいさつした。

同公園内では、かめやま防災ネットワークが、水を含んだ砂を揺らしおもちゃの建物が砂に沈む「液状化現象」を実演。竹とビニールシートを使った「簡易テント」の組み立て体験、日本赤十字亀山奉仕団の炊き出し、市消防団と陸上自衛隊第33普通科連隊による消火、ホース脱着訓練もあった。