防災みえ.jp 「クラウド上のメンテ作業が原因」 一時閲覧不可で三重県

災害情報を発信する三重県のホームページ「防災みえ.jp」が一時的に閲覧できなくなった問題で、県は28日、原因は「クラウド上のシステムをメンテナンスした工程にあった」とする調査結果を発表した。

このホームページは10月19日午前2時50分ごろから約1時間10分間にわたって閲覧できない状態になった。当時、県内では大雨が降り、南部を中心に避難指示や避難勧告などが出ていた。

調査結果によると、クラウドのメンテナンス作業が終了した際、何らかの理由でインターネットに接続できない問題が発生。正確に起動しているかを確認するシステムにエラーの表示はなかった。

また、クラウド上には常用のシステムとは別に予備の系統も設けていたが、常用のシステム自体に異常はなかったことから切り替えはなく、そのまま予備系統のメンテナンスが実施されたという。

メンテナンス作業は、クラウドを管理している米国の企業が実施した。この企業は日本法人も設けているが、県が委託するシステム管理会社などにメンテナンスの実施を通告していなかったという。

県はメンテナンス時にインターネットへの接続を含めてホームページの機能が保たれているかを確認するよう、委託先の会社を通じて日本法人に要請。災害時などはメンテナンスを延期することも求めた。