武四郎・アイヌ文化で協定 松阪市と札幌大、きょう 三重

【松阪】三重県の竹上真人松阪市長は27日、札幌市で札幌大学・同大学女子短期大学部の大森義行学長と、松浦武四郎やアイヌ文化に関する取り組みの交流・連携について協定を結ぶ。

松阪市小野江町出身の松浦武四郎(1818―88年)は北海道の名付け親として知られる探検家。同市が昨年度繰り広げた生誕200年記念事業を発展させようと協定を締結する。

同大学はアイヌの若者を受け入れアイヌ文化の担い手として育てる「ウレシパ・プロジェクト」を進めている。ウレシパはアイヌ語で「育て合う」という意味。

竹上市長と松浦武四郎記念館の山本命主任学芸員が同日、北海道庁や北海道アイヌ協会とともに同大学を訪問。同大学で協定に調印し、武四郎を生んだ松阪や武四郎について2人が講義する。

協定はアイヌ文化の振興と、武四郎や北海道史の研究の進展、同館を中心に毎年2月に開催している「武四郎まつり」でのアイヌ文化の交流を内容としている。