ヒアリ、三重県内で初確認 四日市港で20匹、注意喚起

【四日市港で見つかったヒアリ(環境省提供)】

三重県は25日、強い毒性があり、特定外来生物に指定される「ヒアリ」が四日市港で見つかったと発表した。県内でヒアリが発見されるのは初めて。県は見つけても触れないよう呼び掛けている。

県によると、ヒアリが見つかったのは、四日市港の霞ケ浦北ふ頭コンテナターミナル。環境省の委託先が11月21日、舗装の継ぎ目にいた約20匹を捕獲して調べたところ、ヒアリと判明したという。

環境省は10月に女王アリを含む多数のヒアリが東京港で見つかったことを受けて、四日市港を含む全国54の港湾を対象に、年に2回の定期的な調査に加えて今月から緊急の調査を実施していた。

ヒアリは南米原産で体長は2・5―6・5ミリほど。刺されると強く痛み、アナフィラキシーショックを起こす可能性もある。国内では平成29年6月に初確認。三重のほかに、14都府県で見つかっている。

環境省は四日市港でのヒアリの捕獲や調査を継続する方針。四日市港管理組合は港内の公園に看板を設置するなどし、利用者への注意喚起を図る。県は「見つけた場合は触らず連絡してほしい」としている。