パラ合宿のラオス知る 伊勢の有緝小で特別授業 三重

【前島さんからラオスについて教わる児童ら=伊勢市の有緝小学校で】

【伊勢】来年の東京五輪・パラリンピックで三重県伊勢市がホストタウンを務めるラオスについて学ぶ特別授業が25日、同市の有緝小学校で開かれた。

市は、東京五輪・パラ大会に向け参加国の事前合宿の受け入れや選手との交流を図る「ホストタウン」として国に登録され、今夏にラオスのパラ陸上チームが同市で事前合宿を行った。パラ選手との交流を機にユニバーサルデザインのまちづくりなどに取り組む「共生社会ホストタウン」にも登録されている。

授業では、ラオスの障害者を支援しているNPO法人アジアの障害者活動を支援する会(ADDP)=東京都=の前島富子代表が、4年生97人を対象に講義した。民族衣装の巻きスカート「シン」を身に付けた前島さんは、スライドでラオスの国旗や地理、言語などを紹介。主食とされている赤飯に似た「カオニャオ」や伝統織物を持参して見せた。また「ラオスは障害の有無に関わらず、誰もが一緒に生活できる社会づくりに取り組むやさしい国」と語り「伊勢で合宿したパラ選手が出場したら、ぜひ応援して」と呼びかけた。河北春真君(10)は「ラオスの言葉がおもしろいと思った。自分も陸上競技をしている。ラオスのパラ選手を応援したい」と話していた。

特別授業は市が企画し、市内の小学校3校で実施予定。児童らが授業で学んだことを基に、ラオスパラ陸上代表のユニフォームのデザイン案を考え、ラオスパラ委員会に提案するという。