松阪肉共進会 大紀町の西村さん初受賞 「いつこ」が優秀賞一席 三重

【優秀賞1席の「いつこ」と西村さん=松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで】

【松阪】特産松阪牛の女王を決める第70回松阪肉牛共進会(会長・竹上真人松阪市長)は24日、三重県松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで開いた。予選を通過した50頭を審査し、度会郡大紀町打見の西村節生さん(85)の「いつこ」が優秀賞一席に輝いた。朝日屋(津市北丸之内)が2600万円で競り落とした。

共進会は兵庫県産の子牛を900日以上肥育した特産松阪牛の品評会。昭和24年に始まった。

今回、出品は大紀町が20頭で最多。多気町の11頭、松阪市の6頭が続く。県畜産研究所の研究員らが肉付きのバランスなどを審査した。一席は3年連続で大紀町となった。

いつこは淡路市生まれ。体重674キロ、肥育日数は1101日。

西村さんは松阪牛を約百頭肥育し、そのうち特産松阪牛は約15頭。初めて一席を受賞し、「運が回ってきた。こんな幸運があるのかな」と喜び、「いつこはおとなしくて、病気知らず。コンスタントに食べる。飼いやすい牛」と話した。

一席は平成4年から毎回同社が落札している。今回は前回に比べ90万円高かった。過去最高落札額は平成14年の5千万円。